一般内科
当院の内科では、風邪やインフルエンザ、発熱、咳、痰、喉の痛み、腹痛、下痢、悪心など、日常的によくみられる疾患・症状を診断します。高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病についても、まずは当科で治療を行い、患者さんの状態によって専門の診療科をご紹介いたします。風邪や頭痛、胸痛などでお悩みの患者さんに対し、まずは症状などをお聞きした上で、個々の患者さんに相応しい治療を考えていきますので、お気軽にご受診ください。
健康上の不安などもご相談ください
急な体調不良など、はっきりとした症状が出ているときだけでなく「調子が悪いのだけれど、どこが悪いのかはっきりしない」、「何科を受診すれば良いのかわからない」、「健康上の不安を感じている」というような曖昧なときも、当科で対応いたします。病気の中には、進行すると命に関わるものもあります。「この程度でお医者さんにかかっていいのだろうか」などと遠慮なさらず、お早めに医療機関を受診するようにしてください。
このような症状のときは当科をご受診ください
風邪
風邪は、日常的にも非常に多くみられる病気です。空気の通り道である鼻や喉からウイルスや細菌が侵入することにより、気道に炎症が起こったりします。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、発熱、喉の痛み、せき、痰、頭痛などの症状に悩まされます。多くの場合、しばらく安静に過ごすことにより、3日~1週間ほどで症状が改善します。しかし、こじらせてしまうと肺炎などを引き起こすこともあるので、せきなどが続いているときは、お早めに当院をご受診ください。
胃炎
お酒の飲み過ぎ、辛い物の食べ過ぎ、ストレス、一部のお薬などが原因となり、胃に炎症が起こることがあります。これに伴い、腹痛や下痢、嘔気、嘔吐などの症状がみられるようになります。
頭痛
頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛などから脳卒中など生命に直結するような頭痛もあります。脳卒中などの疑いがあったときは、適切な医療機関に搬送いたします。
腹痛
腹痛の原因は様々です。腹痛だけでなく、発熱や下痢などの症状を併発していることもあるので、全身状態を確認し、原因をつきとめていきます。場合によっては緊急の治療が必要なこともあるので、腹痛が続く、痛みが増しているといったときは、お早めに医療機関を受診ください。
下痢
下痢には暴飲暴食、精神的ストレス、細菌・ウイルス感染など、様々な原因が考えられますが、しばらく安静にし、食事習慣を是正することで快方に向かうケースが多いです。しかし、過敏性腸症候群などにより、慢性的に下痢が繰り返されることもあります。大腸などに深刻な病気が潜んでいるケースもあるので、下痢が続いているときは、きちんと医療機関を受診することをおすすめします。
便秘
便秘は、3日以上便が排泄されなかったり、便が硬くて量が少なくなっている状態です。腸の動きが悪ければ消化・吸収・排泄がうまくいかず、日常生活にも支障をきたしてしまいます。便秘がなかなか治らない、ずっと継続しているという場合は、何か別の病気が潜んでいる可能性もあります。
貧血
血液中の赤血球に含まれているヘモグロビンは、肺で取り込んだ酸素を全身の細胞に供給する役割を担っています。貧血とは、このヘモグロビンが少なくなってしまう病気です。この場合は全身に十分な酸素を供給できなくなるので、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、疲労感などの症状が出現します。主な原因として、鉄分の不足がよく知られていますが、そのほかの原因によって起こることもあります。
発熱外来
発熱外来では、高熱や咳、鼻水、喉の痛みなどがある患者さんの治療を専門に行います。37.5度以上の発熱などの症状がある方は、ご来院される前に必ず当院受付まで一度お電話ください。電話を受けたスタッフが、その後の受診方法について説明いたしますので、その指示に従うようにしてください。
なお、「とくに高熱ではないけれど、咳や痰、倦怠感といった風邪のような症状がある」、「嗅覚や味覚に異常がみられる」、「新型コロナウイルス感染者と接触してから調子がよくない」といった方も、来院される前に一度受付までお電話のうえ、指定日時にご受診ください。
このような症状のときは発熱外来をご受診ください
- 37.5度以上の発熱がある
- 咳や喉の痛みがひどい
- 息が苦しい
- 全身の倦怠感が続いている
- 新型コロナウイルスの患者さんと接触した
- 下痢や嘔吐などが続いている など
感染対策を徹底しています
当院では、下記にお示ししたように、感染対策を徹底しているので、安心してご受診ください。
- 発熱がある患者さんと、そのほかの患者さんの診療室を分けています
- スタッフは全員、院内でのマスク着用を徹底しています
- 必要に応じてフェイスシールドも使用します
- 院内の換気を徹底しています
- 院内に空気清浄機を設置しています